2023年9月上旬、超初心者の親子二人(ママ50代・ユメ30代)で乗鞍岳に行ってきました。
高山病とか大丈夫かな…?標高3,000m本当に登れるのかな…?
という不安があったけど、確かに初心者でも登れるんだ!ということがわかったので、自信がない方に向けて初心者ルートと時間、服装などなど、体験談です。
ちなみにママとユメは、いつも膝を痛めがちなので、ロープウェイで途中まで行けるような、そんなコースばっかり行ってます。
親子2人して、高尾山もヒーヒー言ってたくらい…笑
レベル感としてはそんな感じなので、同じような初心者さんは参考にしてみてください!
【初心者向け】乗鞍岳の1日スケジュール
東京から乗鞍岳畳平バスターミナル(登山口)を目指して出発します。
22:25 新宿バスタ発
我が家はマイカーなしスタイルなので、夜行バスから乗り継ぎで登山口に向かいます!
東京から乗鞍岳までのアクセスや料金はまたブログにアップしようかな。
8:00 畳平バスターミナル到着
お食事処もお土産屋さんもあるから、下山してからもゆっくりできる感じ。
コインロッカー(大・小)やトイレもあるから、出発前に身支度ちゃんとできます。
ここがいわゆる登山口になるのかな。バス降りたらすぐに登山開始できるって感じ。
8:30 乗鞍岳畳平を出発
わーい!がんばるぞ!
少し歩くと最初に見えてくるのが「不消ヶ池(きえずがいけ)」
読めなかった。笑
歩き進めると、少し階段とか上り坂があるけど、わりと平坦な道のりが続きます。
登頂までの慣らし歩きって感じで、高い標高に体を慣らすいい距離だったかも。
9:00 肩の小屋 到着
写真撮りながらだったけど、コースタイムの予定通り30分で着けた!やったあ!
ここから改めてスタートって感じですね。
9:06 肩の小屋 出発
肩の小屋には休憩スペースもあったけど、ここでは休憩せずに登頂目指します!
09:35 登り途中
肩の小屋を出発して30分、こんな感じの岩場が続きます。
大きい岩がゴロゴロしてるし、階段や坂も続くから、ゆっくりマイペースに進んでる感じ。
10:07 登り途中
肩の小屋から1時間、ゴロゴロ岩場を登り続けて、ちょっとひらけた!
呼吸を整えながら平坦な道をのんびり歩けるし、稜線から見える景色がすでに絶景。
10:14 乗鞍岳頂上小屋 到着
なんかあっという間に(ではなかったけど笑)、小屋まで来ました。
乗鞍岳に登った人しか買えないおみやげが買えます。
限定品。買うしかない。
ママはTシャツ、ユメはバンダナとピンバッチ買ったよ。
景色も一望できて、看板があるから周りの山が何山なのかもわかる。
山の名前、全然わからないからありがたい。
登頂小屋から山頂までは最後の力を振り絞って登る!
慣れてる人は5分くらいで行ける距離らしいけど、私たち親子はゆっくり登って10分くらいかかった気がする…。
10:41 乗鞍岳 山頂に到着!
ついに登頂〜〜〜!
8時半からスタートして、約2時間ちょっとで登頂できた〜〜〜!
コースタイムとしては1時間半で登頂できるって書いてあったけど、30〜40分遅れてのゴール。
写真も撮りながら、少し休憩を挟みながらゆっくり歩き進めて、こんなもんなのかな。
何より高山病にもならずよかった…。
パノラマビューの中の鳥居もキレイ!
晴れてて景色が360度見渡せる絶景がキレイすぎた…!
念願のコーヒー休憩!
モンベルの500mlの水筒に熱湯を入れて約10時間が経過してたけど、ちゃんとお湯でした…。さすがモンベル。
リュック重くなるのにママはいつもお弁当を持ってきてくれるから山頂で食べるのが恒例。
お腹すいた〜〜〜!最高な景色とお弁当をいただきました。
ママ美味しいお弁当ありがとう!
11:45 下山スタート
約1時間ほど、頂上でゆっくり過ごして、登ってきた道を下山します。
登りも大変だったけど下りも怖い…
山頂のすぐ下にあるのが権現池(ごんげんいけ)で、ハートっぽくてかわいい!
12:16 下山途中
下山開始から30分であっという間に肩の小屋が見えるところまできた!
ここまで下りてくるのに、ママもユメも砂利に滑って3,4回は尻もちついた。笑
大きな岩を越えることは少なくなってきたけど、後ろを振り返ると足元はこんな感じ。
12:39 まもなく肩の小屋到着
気を抜かずに慎重に下りなきゃね。
下山は休憩なしで黙々と歩いて、ちょうど1時間くらいで下りてこられた!
すこし休憩してから、最後は畳平バスターミナルまでゆるゆると歩きます。
途中で見つけたこのお花は、高山植物の「イワギキョウ」らしい。
ママの帽子に虫とまった!
13:22 畳平到着
朝の8:30に出発してから、往復約5時間弱かかったかな。
14時までには下りてきたいね〜って話してたから、まずまずの結果!
14:05 乗鞍岳畳平発
予定通り、帰りのバスに乗れたね!
14:55 乗鞍観光センター到着
ひとまず、初心者が乗鞍岳に登るまでのスケジュールはこんな感じ。
この後は、「ペンション グリーンベル」に1泊して疲れた体を源泉掛け流し温泉で癒やしました!
【初心者向け】乗鞍岳の持ち物
3,000m級の山登りに何が必要なんだろう?特別に持って行った方がいいものとかあるのかな?
低山含めていくつか山登りはしてみたけど3,000m級の山登りに必要な持ち物はなんだろう?って迷うことがあったので、そんな人に向けて参考までにママとユメの持ち物を紹介します。
初心者で荷物も探り探りだから、なるべく「持ってなくてどうしよう!」ってことがないように余分に持っていきました。
ちなみにリュックの大きさはこんな感じ。
- ママ:40L
- ユメ:18L
小銭は細かく多めに、現金はとにかく必須だから忘れずにね。
装備系
- ユニクロのウルトラライトダウン
- 薄手のフリース
- タオル・ハンカチ・ティッシュ
飲食系
- 飲み物500mlペットボトルを2本(1L分)
- お弁当
- おやつ(自分が食べたいもの)
ケア系
- 化粧品類
- 汗拭きシート
- 除菌シート
- 絆創膏
ガジェット系
- モバイルバッテリー
- 自撮り棒
- GoPro
- 各種充電器(バスの中で充電できるから必須!)
地図とか救急系のアイテムも持ってた方が安心できそう。
あとは、今回は乗鞍のペンションで宿泊したので、お泊まりに必要な化粧品や着替えなどを持ってきていました。
宿泊のときに使う荷物は、乗鞍岳畳平でコインロッカーに預けて、登山はなるべく身軽に!
【初心者向け】乗鞍岳の服装
初心者が乗鞍岳に登ろうと思うと、服装に迷いますよね。
乗鞍岳の山頂は寒いのかな?登ってる時も寒い?どんな服装がいいのかな?
ママとユメが乗鞍岳に行ったのは9月上旬なので、その時を参考に。
- 乗鞍岳バスターミナル(2,702m)で約13℃
- 乗鞍岳山頂(剣ヶ峰山頂)(3,026m)で約10℃
気温はこのくらい。
ママの服装
- Tシャツ
- 薄手のウィンドブレーカー(防水加工)
- レギンス
- 7部丈のズボン
- アームカバー
- 帽子
- サングラス
ユメの服装
- Tシャツ
- 薄手のウィンドブレーカー(防水加工)
- 長ズボン(裏起毛)
- 膝のサポーター
- アームカバー
- 帽子
- サングラス
暑くもなく、寒くもなく、着替える必要もなくちょうどよかったね。
乗鞍観光バスターミナルからの気温は3℃くらいしかかわらないので、山頂だからといってそこまで寒さを感じることもなかったです。
体感は春の朝って感じ。
登ってる間も暑すぎて汗が止まらないってこともないし、9月上旬はそこまで防寒しなくてもよさそう!
【初心者向け】乗鞍岳の時間・服装・持ち物まとめ
アクセスについて
バスタ新宿から寝て起きたら乗鞍つきました!ってワケにはいかないけど、バスを乗り継いで乗り継いで、やっと登山口(乗鞍バスターミナル)まで来れただけでも大満足。
移動時間は、約10時間くらいになるかな。(22:00〜翌8:00)
詳しくは別記事にまとめます。
登山時間について
これだけゆっくりマイペースに過ごしても往復約5時間程度でした。
- 写真をとりながら
- おしゃべりしながら
- 途中は少しずつ休憩を挟みながら
- 山頂ではゆっくり過ごしながら(1時間くらい)
実際に登山している時間は、3時間くらいかな!
登山時間のタイムスケジュールはざっくりこんな感じ
- 08:30 畳平スタート
- 09:00 肩の小屋に到着(休憩なし)
- 10:15 乗鞍岳頂上小屋に到着(お土産みたり)
- 10:45 乗鞍岳山頂に到着(お昼ご飯休憩あり)
- 11:45 下山スタート
- 12:45 肩の小屋到着(休憩あり)
- 13:30 畳平到着
持ち物について
乗鞍岳畳平バスターミナルから、乗鞍岳山頂(剣ヶ峰)までの標高差は約300mで、そこまでハードコースでもないので、大荷物を担いで行く必要はないかと思います。
買えると思ってたのにコンビニもないし、売店は閉まってる!
なんてこともあります。
基本的に近くにコンビニはない(と思ってた方が良い)し、出発が朝イチだと売店は営業時間前だったりします。
あったほうが良いと思った持ち物
- 小銭・現金(キャッシュレス非対応がほとんど)
- 雨具(山の天気は変わりやすい)
- グローブ(大きい岩を掴んで登ることあるので怪我防止)
- ストック(あると下りがかなり楽)
- サングラス(日差しが強いので紫外線対策)
- 帽子(これも直射日光を防ぐため)
- ファーストエイドキット(ちょっと怪我した時のため)
- おやつ(塩分チャージ系やグラノーラバーなど)
- 印刷した地図(もしものときに備えて)
- AirTagなどのスマートタグ(荷物などに忍ばせて紛失・盗難防止)
山を登り始めたら自分たちが持っている持ち物が全てだから、不安に思うものは持って行った方がよし!
服装について
9月上旬に行ったので気温は約10〜13℃(山頂)程度だったので、ガチガチに防寒しなくても大丈夫そうでした。
3,000m級の登山に行くからといって、特別な服装はしなかったかな。
ママもユメもTシャツに1枚ジャンパーのような薄手のウィンドブレーカーを羽織ってたくらいでした。
軽装で登山ができるのも時期的にすごくよかった!
- TシャツやロンT
- 薄手のジャンパーやウィンドブレーカー
- スボンは裏起毛じゃなくてもよさそう
- レギンス+スカートでもいける
- アームカバー(あれば尚良し)
- 帽子(あれば尚良し)
- サングラス(あれば尚良し)
それでは、また初心者の体験談を記事にしようと思います!